あなたはあなたらしく、うつくしいままで。
スタジオウーニッシュ
出逢ってくれてありがとう。
ー堀河洋平映画監督20周年記念ー
製作日数4年、総製作費200万円、本作に関わった人総勢300名
ロケ地は熊本・長崎・京都・愛知・山梨・神奈川・東京・埼玉・群馬・宮城・福島・山形にて敢行!!
赤ちゃん、子ども、大人、高齢者、障がい者、LGBT、外国人、そして動物たち...
みんなで作った自主映画最大のファンタジーついに完成!!
映画ポスター
主役の健吾くん紹介Movie 1分33秒
写真集→ Facebookアルバム (171枚)
公式ブログ→ 監督更新中 (29記事読めます)
ー物語ー
小学4年生の脳性まひの翔吾は、誰にも言えない秘密をもっている。
ある騒動をきっかけに、翔吾のおばあちゃんから語られる、
魂の記憶に刻まれた驚愕の真実がひも解かれ・・・
想いをめぐる時空を超えた、愛の奇蹟が起こります!
心のバリアフリーを根幹に、自然と人間の共生を考える朗らかなファンタジー作品。
スポット 30秒
本予告 1分45秒
主題歌ミュージックビデオ 3分8秒
Review
想いを乗せた翼は天高く
~『千里 翔べ』完成に寄せて~
堀河洋平監督は、その穏やかな好青年のルックスと柔和な話しぶりからとは裏腹に、実は欲張りな人なのかもしれない。自主映画を精力的に作り続けながら、介護福祉士としてもコンスタントに働いているというのだから。もちろん、映画に限らず、インディーズで活動しているクリエイターが別の仕事で収入を確保するというのはよくある話だが、介護福祉士の活動で得た人脈や経験を映画作りに積極的に活かすあたりに、並々ならぬ貪欲さを感じる。
そんな堀河監督の最新短編映画『千里 翔べ』が完成した。大筋はこんな具合だ。脳性まひの小学四年生・翔吾(中野健吾)は電動車いすに乗り、同級生の健三(野田奏貴)と一緒に、よく近所の稲荷神社や河川敷でゴミ拾いをしている。外国から転入してきたココ(Chiyomi)をいじめから助けたことがきっかけで、三人は親友になる。しかし翔吾には、家族と健三しか知らない秘密があった――。
堀河監督は、タレントを志す脳性まひの少年・健吾君に出会い、彼の持ち前の明るさを活かしたキャラクターを創作。実在するゴミ拾いボランティアのNPO「グリーンバード」の活動も収めつつ、狐にまつわるファンタジー要素を加味して完成させた。
何よりもまず、メインの子役たち3人の魅力がしっかり映像に収められているのがいい。自然な表情に引き込まれるし、3人一緒の時に醸し出す和やかな雰囲気と互いに感じている絆が実に微笑ましい。台詞が役の年齢よりも大人っぽいというか、背伸びしている印象を受けたが、観賞の後で監督に質問したところ、子役たちが稽古や撮影現場で大人に交じっていろんな話をしているうち、口調も自然に影響されて、台詞の言い回しを自分たちで変えていった部分も少なからずあったとか。身体的にも精神的にも日々着実に成長する十歳前後の彼らの姿を収めたという意味で、ドキュメンタリー的な価値も認められ、俳優やタレントを夢見る本人たちにとっても大きな財産になったはずだ。
彼ら3人を中心に進むストーリーで取り上げられる要素は、友情と成長のほかにも、差別といじめ、障がいとバリアフリー、自然破壊と環境保護、稲荷神社と狐にまつわる伝説など盛り沢山。30分の短編ゆえ、さすがに個々のテーマを掘り下げるところまでは至らないが、語りたいこと、伝えたいことを自然な流れの中で表現しているのが好ましい。
さらに、ロケ撮影の場所も、京都の伏見稲荷大社をはじめとする三大稲荷神社から、宮城蔵王キツネ村まで、総製作費200万円の映画にしては驚くほどの充実ぶりだ。日野市・浅川でのゴミ拾い活動のシーンなどは、被写界深度を浅くしたボケ味が背景の緑と相まって、演者たちの魅力を一層引き立てている。乙武洋匡氏がグリーンバードの活動でゴミ拾いをしているショットも含むエンドロールで流れる、大井さやか歌の主題歌『あふれる願いへ』もしみじみと味わい深い。
まだまだ魅力は語り尽くせないが、堀河監督をはじめスタッフ・キャストの志と想いがたっぷり詰まった『千里 翔べ』。関わった人たち全員の今後の飛躍を願わずにはいられない、そんな思いを抱く気持ちのいい作品だ。
高森 郁哉(映画ライター)
健吾くんに演出中の堀河監督
「完成披露試写会」舞台挨拶 46分ノーカット (2015年12月6日)
広告集
2016年1月から2017年3月まで、映画祭のプロモーション活動を行ってまいりました。
ロビーカード & ミニポスター & ポストカード
上映歴
【1】第1回本郷映画祭
予告編の上映(2015年9月27日)
【2】Eテレ「ハートネットTV」
ダイジェスト放送(2016年7月12日・19日)
【3】福岡インディペンデント映画祭2016
上映 (2016年9月4日)
プログラム
アンケート
賞状
コメント
映画祭HPでの紹介
映画祭のスタッフが代読した堀河の手紙
コメント
【6】夏休み☀︎ラストスパート特別企画
みんなで心のバリアフリーについて考えよう!
2018年8月24日〜9月2日の10日間
YouTube にて期間限定で本編を無料公開!
約500名の方々に、ご鑑賞いただきました。
【7】平成最後の障害者週間特別企画
2018年12月3日〜9日の1週間
YouTube にて期間限定で本編を無料公開!
約300名の方々に、ご鑑賞いただきました。
2021年より本編をYouTubeにて公開しました!
あそどっぐ さんが映画用に作ったコント「三匹の子豚」
●あそどっぐさんの紹介で、ニュース番組で放送されました。
@RKK熊本放送(2016年2月)
●あそどっぐさんの講演会で上映されました。
@兵庫県(2017年9月)
中野健吾くん、熊本日日新聞に掲載!
東京パラまで2年 障害者スポーツ普及模索 教員研修、地域ぐるみ活動も
(2018年8月21日 朝刊)
〜全クレジット〜
キャスト
●翔吾:中野健吾
●ココ:Chiyomi
●健三:野田奏貴
●巫女:千葉美紅
●母・綾子:西川綾乃
●父・真一:北條 真
●祖母:伊藤陽子
●祖父:岩月風太
●犬塚:てっしー手島
●となりのクラスの女子生徒
こころ / 中野千鶴 / 天音
●登校している児童たち
朝比奈うい /小野山恵一 / 小野山美香
後藤ゆずき / 下平侑和
千葉夏己 / 千葉修士 / 千葉裕也
新里一華 / 新里伍代維 / 森口若菜
●寝たきり芸人:あそどっぐ
●カップル男:稲村大輝
●カップル女:玉利麻衣子
●ゴミ拾いしている人たち
市川 幹 / 小野寺一明 / 成島一行
田邉飛香 / 田邉陽愛汰
鈴木紘子 / 鈴木湊斗 / 鈴木帆華
佐藤史人 / 佐藤貴史 / 佐藤美奈 / 佐藤直子
●若い時の祖母:井澤美采
●若い時の祖父:高山陽平
●グリーンバード新宿チーム
乙武洋匡
坂田紘子 / 伊藤陽平
塚越 萌 / 袴田祐史 / 後藤仁美
坂本絵里 / 笹木昌太郎
森田洋美 / 森田直太朗
平松ジャスティン雄太郎
青木駿太郎 / 植木翔吾
●医者:堀河洋平
●キツネの里の霊狐達
ショウ:健作
葉山あきこ / けんしろう / 千葉さな
中野みさ子 / Shoko / 野田礼子
スタッフ
●プロデューサー:関戸雄一朗
●助監督:YUKIHIRO
●録音:赤羽健太郎
●撮影応援:原口昌樹 / 浪越克典 / 森下貴史
●ヘアメイク:石野一美
●調理:金田ますみ
●アニメーション素材 提供:MATSUMO
「動物の転校生 ・ 第3話」
音楽:Human Park / 効果音源
●小鳥の骨 提供:骨バンビ
●スチール:佐藤信宏
●イラスト:後藤仁美
●クラウドファンディング担当:永井公作
●あそどっぐさんの介助者:清水修平
●聴覚障がい者用日本語字幕:狐火の会
●視覚障がい者用日本語音声ガイド:小沢まゆ
●英語翻訳:Integral Element
●中国語翻訳:阿部寛司
●制作応援:古谷 愛 / 前田晃生 / 杉本さおり / YUKI
Chifumi / まゆむ / 丸山夏輝 / 細口 仁
●撮影協力:豊川稲荷 / 京都伏見稲荷大社 / 郷地稲荷神社
蔵王キツネ村 / ウエスト ロード ランチ / 潤徳小学校
●機材協力:アトンスブルー
●協力:ヨシモトレイ / 守田 哲 / 木下祥彦 / 野田浩平
風岡祐次 / 北野貴之 / 三浦崇博 / 泉 瞳 / 藤井 暖 / 高森郁哉
東京ガラパゴス / オフィスチャープ / リミックス / 劇団 岸野笑組
ベルライム東十条店 / INO'P / エムズ・カンティーナ
●感謝を表して:佐藤家
●スペシャルサンクス
井上淳一 / ワッキー貝山 / ウォン・ジンポー (Wong Ching Po)
●音楽:佐土原武志
●主題歌「あふれる願いへ」
歌:大井さやか
●音楽制作:ゆかりれこーど
フルート・ホイッスル:吉井裕美
フィドル:橋本安以
バイオリン:Mutsumi (M-TOY BOX)
ピアノ:酒井由紀子
●レコーディングスタジオ
草加市中央公民館 / 杜のホールはしもと
●クラウドファンディング スポンサー
antena.
マクダーモット 鈴木美津代
藤田トク / 中村 元 / Tochan
鈴木チヨ / 関戸幸子
トライティ株式会社 ダスキンコペル
有限会社 エヌケイ商事 / 株式会社 しまや出版
市川古都美 / 佐藤公則 / ビデオ屋さん
中野三郎 / 山本 壮 / Orca Orcalike
クリエイティブパーソンズ 酒井勇貴
インクデザイン合同会社
●特別協賛:フェリシモ 基金事務局
●後援:green bird/ WAHHO ! / ピアサポート・北
●製作・監督・脚本・撮影・編集:堀河洋平
© 2016 Studio Wooonish
出演者、スタッフ、関係者の皆さま、そして映画を観てくれたすべての人に感謝します。
2016年|日本|自主映画|旧タイトル「足もとに降る Hope Story」
カラー|16:9 Full HD|ドルビーデジタル 2.0ch|全年齢対象|日本語字幕&音声ガイド付き|31分